心霊スポット 怖い話 神奈川県 病院

神奈川県の病院で体験した話

これは私が高校生の頃に体験したお話です。

 

夏休みも近いある日、
実家近くの多摩川で遊んだと原因不明の高熱に冒されました。

 

風邪かと思い寝ていたのですが一向に良くならず、
地元の医者にかかったところ、すぐに入院という話になりました。

 

そこは地元でも有名な大きい病院で、
今はもう無いのですが登戸病院と言います。

 

ですが、地元の人の間では結構有名な心霊スポットとして知られています。

 

というのも、病院は坂の上に建っているのですが、
病院に併設するように今は使われていない結核病棟とその隔離塔があるからです。

 

自分は別にそういう所に行く事もなかったので、
噂だけは知っていたのですが、入院した部屋が最悪でした。

 

先ほど建物が斜面に建っていると言いましたが、自分が入院したのは4階。

 

しかし、斜面に建っているため、
4階なのにドアを開けるとすぐ地面があるのです。

 

しかも出た先には有名な結核塔、
昼はともかく夕方以降はとても近よりたくない雰囲気を醸し出していました。

 

ですが、
その塔の1階は入院患者の喫煙所になっておりタバコを吸う人がひっきりなしに来るのです。

 

タバコを吸うことはしなかったのですが、
暇な入院説活を紛らわすため自分も良くそこに足を運びました。

 

入院してから数週間、
あまりにも暇だったので止せばいいのにその塔を登り始めたのです。

 

さきほどから「塔」と言っているのは誤字でもなんでもなく、
本当に螺旋に伸びる塔だったんです。

 

床は全てスロープになっていて、階段はありません。

 

そして塔の内側部分に、
無機質な白いペンキで番号が振られたドアが順に現れました。

 

昼なお暗い塔を登りながら、
どうせ開かないだろうとドアをガチャガチャやりながら登っていた時です。

 

ガチャリと手応えがして、ドアが開きました。

 

私は驚きながらも、そのドアを開けました。

 

……その中にあった「モノ」ついて、語ることは出来ません。

 

大したものではないかもしれませんが、
その時はなんとも言えない気分になったのを覚えています。

 

今はその塔も壊され、病院自体も無くなっています。

 

なぜそれが、そこにあったのか、
私の中では今でも不思議で怖い記憶として残っています。