心霊スポット 怖い話 宮崎県

宮城県の実家の近所で経験した体験談

私の実家の近くには小学校があり、
100mもしない場所に三角公園と呼ばれている公園があります。

 

文字通り三角形の形をした敷地の公園だから三角公園ですが、
日中は子供たちが集まるごく普通のにぎやかな公園です。

 

小学校と三角公園は住宅地の中で一直線で繋がっており、
見晴らしは誰が見てもいいものでした。

 

私が経験したのは高校生の時です。

 

私は当時茶道部に所属していました。

 

活動は週に1回のため、
ほとんどは授業が終わるとすぐに帰ることが多かった記憶があります。

 

その日は部活もなく高校から寄り道せずに家に向かったので、
だいたい16時前には実家の近所の小学校付近を歩いていました。

 

受験が気がかりで毎日勉強で疲れていた私は、
その異変の前兆に気付くことはできませんでした。

 

けだるく小学校の前の道路を三角公園の方向に曲がると、
さすがにだるさを感じていた私も何か普通じゃない空気を察して顔をあげました。

 

日中で人通りも多いはずの時間なのに、その公園までの一直線は誰もいませんでした。

 

むしろ道路わきの民家も見慣れているはずなのに、
人気を感じず不気味さで心細さを感じたほどです。

 

早く家に帰ろうと一歩踏み出したら、
この世のものとは思えない生き物(?)を見たのです。

 

反対側の通路でそれはうごめいていましたが、
人の容姿にもかかわらず腰がきれいにおり曲り屈伸しているような体勢でした。

 

しかし足と地面につけた手でうごめきながら数センチずつ前に進んでいるようで、
顔が異常なほど前を見据えているのが気持ち悪かったのを覚えています。

 

私はその時無意識な防衛反応が働いたのかもしれません。

 

そのような化け物を見ても、
「変質者に違いない!なんで周りの家の人は窓からこいつが見えないの?」
と自分に言い聞かせて振り返らずに無我夢中で家に帰りました。

 

家につくといつも通り家族がいて不思議な感じでした。

 

何より不思議だったのはあの異様な雰囲気の空間から途中で抜けたような感覚がしたのです。

 

親にすぐさま今見てきたことを話すと、親の顔色がみるみる変わりました。

 

後日霊感の強い母の友人に母が相談したら、
それは「人でもなく化け物でもないもの」と言われたそうです。

 

もうそのような経験はしていませんが、二度と経験したくない体験でした。