心霊スポット 怖い話 沖縄県 某ライブハウス跡地

沖縄県宜野湾市にある某ライブハウス跡地

沖縄県宜野湾市に県内では有名なライブハウスがあった。

 

元々建物の3Fにあったが、最近は1Fにライブハウスを移していて、
3Fはステージや客席はそのままにスタジオとして密かに貸し出されている。

 

私の活動するバンドは、
このライブハウスでは何度かお世話になっている事とオーナーの方とも顔見知りだった。

 

ある日メンバーの都合で急にスタジオリハの時間が変更になった。

 

いつも借りているスタジオは移動希望時間は既に埋まっていて、
それじゃあ別のスタジオをといくつか当たるも既にどこもいっぱい。

 

そういえばあのライブハウス跡地を貸し出している事を思い出し、
さっそく予約を入れてみる。

 

借りる人はほとんどいないようですんなり予約を取る事が出来た。

 

当日、日も傾きかけた夕方頃、
3Fのライブハウス跡地へ到着した。

 

簡単なアンプやドラムはあるが、ステージの関係か照明がとても薄暗い。

 

その時はただただ懐かしくて、独特の雰囲気を楽しみながら練習を開始した。

 

2時間の練習の途中にいつも10分ほど休憩を取る。

 

その日もいつものように楽器を置き、
みんなで休憩しているとスピーカーから「ポーン」とキーボードの音が鳴った。

 

私のバンドにキーボードはいない。

 

確かにステージ横に備え付けのキーボードはあるので、その音だろうか。

 

ただ今日誰もそのキーボードは一切触っていない。

 

メンバーが顔を見合わせているとまた「ポーン」と音がなり、
数秒後「ボロロロローン」と演奏が勝手に始まる。

 

完全に状況が理解できず、ただただ立ち尽くすメンバー。

 

30秒程続いた演奏が止まり、
恐る恐るキーボードへ近づいてみるとキーボードの電源は入っていなかった。

 

繋がっているスピーカーの電源すらも入っていない。

 

この世の者ではないキーボード奏者がまだこのライブハウス跡地にはいるようだ。