心霊スポット 怖い話 東京都 病院

旭川、靖国神社の近くの某病院。

私の先輩の話です。

 

先輩はごくごく普通の病院で看護師として勤務しています。

 

特に曰くがあるような病院ではなく、普通の総合病院です。

 

その先輩が入社して初年度の夏、
やっと仕事に慣れてきたものの、まだまだ覚えることが多く、
勉強することばかりで、一日中仕事漬けで忙しい日々を送っていたそうだす。

 

先輩には気になることが有りました。

 

当直を任されるようになってから、
先輩ナース達が妙に心配するからです。

 

けれども先輩は、
生活が不規則になり体調を壊す人がいるからだとうと、
特に気にも止めることも有りませんでした。

 

そんなある日、当直に入った日、
休憩がまわってきたので仮眠室で横になっていたところ、
ふと変な違和感を感じました。

 

ベッド際のカーテンを閉めて、
部屋には一人でいたそうなのですが、
誰かが部屋の中にいるような気がするのです。

 

けれども普段の疲れから、すぐに先輩は眠りに落ちてしまいました。

 

しかしそれから度々そのような感覚に襲われるようになり、
先輩ナースにそのことを話したところ、
この病院はそういう体験をしてしまうナースが多いのだと、教えてもらいました。

 

特にその日誰かが亡くなってしまったときなどは、
心の中で来るべき場所はここじゃないと教えてあげてね、と言われたそうです。

 

先輩は半信半疑で、また当直の日を迎えました。

 

その日は気持ちのいい風が窓から吹いていて夏も終わりだと感じるような夜でした。

 

当直の仮眠室で横になっていると、
確実にカーテン越しに何かがいる気配を感じました。

 

興味本位でカーテンの奥を見透そうとしたとき、
風にカーテンがなびいて、反対側に何かが立っているのが一瞬見えたとき、
背筋が凍り付くような感覚に襲われました。

 

確実にいる、と思ったそうです。

 

横になったまま目をつむり、
先輩ナースに言われた通りに心の中で来るべき場所はここじゃないと繰り返し唱えました。

 

すると、静かに離れていく足音が聞こえたような気がしたのです。

 

気配がなくなり、ナースセンターに戻ると、
すぐにその日の死亡者のリストを見てみたそうです。

 

実際にその亡くなった人だったのかはわかりませんが、
それでも人が亡くなると、当直室に訪れる人がいて、
彼らを感じてしまうのは確かだそうです。