心霊スポット 怖い話 新潟県 シーサイドライン

シーサイドラインの赤い橋

新潟県には日本海岸を通る長い道路である国道402号線、
通称「シーサイドライン」と呼ばれ親しまれている国道があります。

 

海岸線を通るということで、
海を見渡せるドライブができ、家族やカップルに人気です。

 

しかし、この道路にはそんな華やかな面とは真逆の一面もあります。

 

角田山の脇を南を向かった先、
シーサイドラインが国道460号線と交わる直前に浦浜大橋という橋があります。

 

山の間にたたずみ、
深紅の塗装を施されたその橋は「シーサイドラインの赤い橋」として人々の間で有名です。

 

明るい時間帯であれば、その深紅の橋は鮮やかに見え、
ドライバーたちを迎えてくれて、
その橋から見える日本海の景色に癒される人が多いでしょう。

 

しかし、暗い時間になってしまえば、その赤い橋はたちまち表情を変え、
どこか不気味な印象を与えます。

 

実際、この橋は心霊スポットとして有名な場所であり、
数々のうわさ話があります。

 

有名なものでは、この橋で昔、看護婦が事故死し、
その幽霊が出るというもの、
そしてこの橋を渡っている最中に会話をしてしまうと事故にあうというものがあります。

 

私の友人はドライブが趣味ということもあり、
以前ドライブのついでにこの心霊スポットに立ち寄った事があります。

 

普段は交通量の多い通りなのですが、
私の友人が訪れた際は深夜ということもあって車やバイクの数は少なかったそうです。

 

国道の端である柏崎市から程なくして赤い橋のある地点へ着きました。

 

友人曰く、夜中に見る赤い橋、しかも山に挟まれたそれは、
異様な雰囲気を持っており、渡るのを少し躊躇したそうです。

 

橋に近づいて行き、いよいよ橋を渡るという瞬間、
私の友人は不思議な体験をしました。

 

赤い橋の上には鉄筋がいくつか交差しているのですが、
その交差する一点にだけ白い靄がかかっていたそうです。

 

季節は夏であり、友人が言うには靄のかかるような天気ではなく、
しかもその一点のみにしかかかっていないため、すぐに霊的な何かと悟ったそうです。

 

白い靄は橋の上でゆらゆらとうごめいており、
友人は危険を感じ、その下を通過する直前で少し速度をあげました。

 

その靄を通過し、友人はすぐにバックミラーで確認したところ、
その白い靄は橋の上から下へと降りており、友人が通過した地点でゆらゆらと動いていました。

 

友人は何事もなく家に着き、その後も事故やケガをせずに生活しています。

 

友人が見た白い靄の正体がいったい何であるのかはわかりませんが、
どうやら浦浜大橋では何か不思議なことが起こることは確からしいです。